中学受験・高校受験・大学受験の参考書の選び方 -受験成功のテクニック-
教科書を理解した上で参考書を活用する
現在、ちまたには多種多様な参考書が溢れています。その中で何を選ぶべきか、悩むことも多いでしょう。たしかに、参考書の中には教科書よりも優れた解説が載っているものも存在します。
しかし、小中高を問わず入試には、教科書の理解を大前提とした問題が出題されることが圧倒的に多いのです。まずは他の参考書のことは考えずに、教科書の範囲内を徹底的に理解するように努めましょう。教科書の内容を疎かにして、参考書にあれこれ手を出すことは、軟弱な基礎の上に高層ビルを建てるようなもの。ちょっと分からないところが出てくると、たちまち壁にぶち当たって大崩壊を起こしかねません。
学校の授業をきちんと聞き、家で復習をして、それでもついていけないようであれば補習塾などでカバーしましょう。教科書をしっかりと理解できれば、プラスアルファの学習がさらに活かされるようになります。
学習塾・予備校のオリジナルテキストが有効
全般的に最近の入試傾向において顕著なのが、知識量よりも、むしろその運用能力を問うような問題が増えているということ。それにならって、小・中学生対象の学習塾のテキストでは、実践問題にかなりのページ数を割いています。「知識を詰め込む行動-インプット」よりも、「知識を使って問題を解く行動-アウトプット」の方が、入試においてより重要なのです。
インプットは教科書で鍛え、アウトプットの鍛錬は問題集で積む。教科書の範囲をしっかりと理解できたら、参考書よりも問題集で勉強するほうが、受験対策には良い効果を発揮するといえるでしょう。もちろん自主的に勉強するのは良いことですが、学校や学習塾の宿題を疎かにしてはいけません。宿題は自宅で行なう復習の機会になりますから、アウトプットの鍛錬ととらえてしっかり取り組みましょう。
参考になる過去問題は予備校や塾が知っている
問題集を買うとき、ぜひ手に入れておきたいのが志望校の過去問題集です。中学、高校はもちろんのこと、大学入試を考えたときには、過去問の研究は避けて通れません。特に、各大学は出題にかなり個性があります。出題分野が偏っていたり、問題のレベルが決まっていたり、過去問に取り組んでいるのといないのとではかなりの差がつくでしょう。
本番の入試になって、限られた時間内で慌てることなく手早く問題を処理するためには、日頃から各大学の特性を知って慣れておくことが大切です。