塾講師や合格実績をチェック 塾の選び方 -学習塾を選ぶポイント-
塾講師の指導力をチェックしよう
学習塾業界は慢性的に講師不足になっているところが多く、学生講師をたくさん抱えている学習塾が多数あります。もちろん「学生講師は指導力が低く、ダメな講師が多い」と決めつけているわけではありません。彼らの中には年に何回も研修会などを受け、プロ講師よりも優秀な講師として活躍している人が多数います。若さあふれる情熱と、生徒と年齢が近いことからくる親近感が生徒を惹きつけ、積極的に指導を行なっている学生講師も多いでしょう。
しかし、1~2年でやめてしまう場合が多いため、相対的に、プロ講師よりもいい加減な指導を行なう講師が見られるのも事実。そこで、学生講師の研修をしっかりと行なっている学習塾かどうかを事前にチェックしましょう。アルバイト雑誌やホームページなどを調べると、どのような研修をしているのかがわかります。大手・個人に関わらず、講師陣をきちんとチェックし、しっかりとした研修システムを持っている学習塾を選ぶようにしましょう。
宿題の量で塾の良し悪しは判断できない
よく学習塾に「宿題をたくさん出してください!」と要求する保護者がいますが、これは感心できない行為です。
もちろん、講師が宿題を出すのが面倒で怠っている学習塾に対しては抗議すべきですが、「宿題を出す必要のない」学習塾もまれに存在します。自主性のある生徒たちには、宿題を出す必要はないという方針によるもの。自主性のある子供は自らすすんで必要な勉強をし、分からないところは質問するなどして、疑問点を解決していけるからです。そういった学習塾では「宿題を出さないこと」が、授業を上手く行なっていることの裏付けとなります。
一方、自主的に勉強する環境が整っていない生徒には、宿題はあるほうが良いでしょう。宿題は家庭での復習の機会となるため、その日に習った内容が定着しやすくなります。「宿題が多い」と困っている子供も見られますが、通常、学習塾は中学受験合格者の平均レベルの量に合わせているもの。途中で投げ出させることなく、励ましながらコツコツと取り組ませることが大切です。もちろん、いつまでも状況が改善されない場合は、講師に相談しても構いません。
合格実績は塾選びの一つの目安に
進学塾であれば、学習塾の指導力は「合格実績」につながります。指導力という観点のみで学習塾を判断するなら、合格実績の高い学習塾に通わせたほうが良いでしょう。ただし、「合格実績の小さな差は、指導力の大きな差ではない」ということに注意しなければなりません。たとえば、開成高校に合格者が5名と2名の学習塾では、母体数にもよりますが、それほど大きな指導力の差があるとはいえません。
合格実績というのは毎年変化するもの。前年はある学校の合格実績で1位だった学習塾が、翌年には5位になっているということもざらにあります。合格実績を一つの目安としてチェックするのは良いことですが、数字にこだわりすぎることなく、学習塾全体の指導方針やカリキュラムなどを確認することが必要です。
できることならば塾に既に通っている子供や親に、塾について直接聞いてみると良いですが、指導方針やカリキュラムはHPでも確認できます。目的に合った塾かどうかじっくり調べることが大切です。